悪の魔術師として人々に恐れられているザガン。
悪友のバルバロスに誘われて参加した闇のオークション会場で、魔王の遺品として出品された白い髪のエルフの少女ネフィと運命的な出会いを果たす。
全財産をはたいて
エルフの少女ネフィを自身の城に連れ帰り一夜が明けた。朝食としてザガンから手渡された干し肉を見て、ネフィは料理を作ることを申し出る。一目ぼれした少女の手料理が食べれることを喜んだザガンは、早速街へ買い物
一目ぼれしたエルフの少女・ネフィとの共同生活を送りながらも、魔術の研鑽を忘れないザガン。書庫で魔術の仕組みについてネフィに説明していると、城を覆っていたザガンの結界が領地への侵入者を感知する。様子を見
聖騎士の攻撃から自身を庇って負傷したザガンを見たネフィは、我を忘れエルフの強力な魔法を使い聖騎士たちを退けた。その夜、ネフィは「呪い子」と呼ばれていた自身の過去をザガンに打ち明ける。ザガンはネフィのす
〈魔王〉を襲名したザガン。ネフィの未来を案じたザガンは、ネフィの首輪を外し「出て行ってくれ」と冷たく告げた。
街の路地裏でうずくまっていたネフィに声をかけたのは、シャスティルであった。マニュエラに連れ
影から逃れたマニュエラからネフィたちが攫われたことを聞いたザガンは、魔王を継承した身でネフィを助けに行くことに葛藤する。ネフィとシャスティルを連れ去った影の主はバルバロスであった。ネフィから、ザガンが
バルバロスを倒し、囚われていたネフィを助け出したザガン。互いの想いを知った二人の心の距離はさらに縮まってゆく。バルバロスの魔法陣から召喚された魔族の存在について調べていたザガンのもとに、全身甲冑に身を
ザガンの城を襲撃するもあっけなく返り討ちにあった竜の少女フォルは、ネフィの手伝いをしながらザガンの城で居候することになった。魔族の研究に行き詰ったザガンは魔術師であり竜でもあるフォルを連れ、先代魔王マ
酒場にいたザガンとバルバロスの前に、最恐の聖剣所持者ラーファエルが現れる。ラーファエルは、魔王ザガン討伐に異を唱えたシャスティルが教会から処分の対象になっていることを告げ、酒場を後にするのであった。城
玉座で眠っていたザガンは、城からフォルがいなくなったというネフィからの知らせに目を覚ます。ザガンとネフィ、二人の娘としての生活を気に入りながらも、聖騎士への復讐を忘れることができないフォルは、新たな力
二本の聖剣が衝突した余波で封印が解かれたキメラの攻撃からフォルを庇い、重症を負ったラーファエルは、フォルの父である『賢竜オロバス』との関係とその最期、そして近いうちに世界に訪れる危機についてフォルに告
魔王殿での一件の後、フォルは「魔王観察日記」を再び書き始める。ザガンとネフィのもだもだしている様子を観察をしていると、執事として雇われた新しい城の住人ラーファエルに「貴様にはまだ早い」といつも目隠しさ