王宮魔法士の試験に落ちてしまったアレン。仕事を探していたところ、恩師である教授の紹介で公女殿下の家庭教師を務めることになりハワード公爵家へ。
到着した先で待っていたのは、魔法が全く使えないティナという
ティナとエリーの家庭教師として魔法授業を開始したアレン。エリーがあっという間に成長していく一方、ティナは一向に魔法を発動できるようにならず、その差は開くばかり。少しずつティナの中には劣等感が募っていき
魔法が使えるようにならない焦りから魔力を暴走させたティナ。魔力の暴走を抑えようと試みるアレンは、吹雪の中でティナの中にあるものを目にする。それこそがティナの魔法発動を妨げていた「何か」だった——
その
ティナの王立学校受験を認める条件としてワルターから提示された最終試験に向け、日々訓練に励むティナとエリー。
そんな中、アレンはティナが魔力を暴走させた時に見えた「何か」の正体を調べていた。
そして迎え
王都へ戻ったアレンは、リディヤからの追及をなんとか躱しつつ、久々の再会を楽しむ。
一方、ティナとエリーは王立学校入学試験を非常に優秀な成績で合格。首席のティナは新入生代表の挨拶を務めることになる。
そ
王立学校入学式の最中、アレンに王宮から救援を求める知らせが届く。駆けつけたアレンが目にしたのは、騎士達を次々に倒し、ジェラルド王子に対して剣を振るうリディヤの姿だった。
それから数日後、アレンは王立学
オルグレン公爵家の温泉施設へ旅行にやってきたティナ・エリー・アレン・リディヤ。
温泉を楽しみにしていた一同だったが、設備故障により入れなくなり落胆する。
温度管理に使っていた魔石が消えてしまったのだと
王立学校で授業の準備をしているアレンに、電話がかかってくる。
ジェラルド王子やその取り巻きと口論になったリィネが、決闘を申し込んだらしい。
駆けつけたアレンが目にしたのは、禍々しいオーラを発する短剣を
アレンはカレンに、ステラが相当落ち込んでいるようだと相談を持ちかけられる。 先日のジェラルド王子との戦いで、ステラは急速に魔法の腕を上げていくティナ達と自身の実力差を目の当たりにしたのだった。 その頃
ハワード・リンスター両公爵家の取引先選定役を務めるアレンのもとに、フェリシアの父であるフォス商会のエルンスト代表が商談にやってくる。 大量の商品を仕入れたいというエルンスト代表の提案を、アレンは無理な
寮を飛び出しハワード家の別邸に身を寄せるステラのもとへ、アレンがやってくる。 優しく語りかけるアレンに対し、ステラは肩を震わせ嗚咽を漏らす。 カレンやフェリシア、エリー、リィネ、ティナと自身を比べて塞
ステラ・アレン vs ティナ・エリー・カレンの決戦当日。 訓練場に集まった面々は互いに手加減無しの全力勝負をすると誓い合う。 アンナの掛け声と同時に動き出す両陣営。ティナ・エリー・カレンの連携技に対し