第一弾 「茨戸の用心棒」「怪奇!謎の巨大鳥(きょだいどり)」
杉元たちが夕張を目指している頃、土方の姿は茨戸にあった。日泥一家と馬吉の一味が対立するこの町に、刺青人皮があるとの情報を掴んだためだ。時を同じくして、第七師団を抜けた尾形もこの町に出没。日泥一家と接触

第二弾 「恋をしたから脱獄することにした」「恐怖の猛毒大死闘!北海道奥地に巨大蛇は存在した!」
白石が語り始めた、彼が「脱獄王」と呼ばれるようになるまでの物語ーーそれは、紙幣贋造の名人・熊岸長庵との出会いがきっかけだった。その頃すでに脱走の常習犯だった白石は、樺戸監獄で知り合った熊岸から、脱獄を

第三弾 「モンスター」
アシリパの大叔母が大切にしていたアザラシの服を買い戻すため、所有者となっていたダンの元へ出向いた杉元たち。そんな彼らにダンが出した条件は、「モンスター」と呼ばれる不死身のヒグマを倒すこと。さっそく捜索