北関東の一角に位置する秋名山はこの地を拠点とする走り屋グループ「秋名スピードスターズ」のホームである。リーダーの池谷は「俺たちが秋名最速だ!」と豪語し、夜ごと走りを楽しんでいた。だがある夜、赤城山で名
高橋涼介と藤原拓海の決戦も終わり、静けさを取り戻した群馬に新たなバトルの予兆が近づいてきた。日光を拠点とし、ランエボだけで構成された走り屋集団「エンペラー」が群馬エリア制圧に名乗りを上げたのだ。偶然、
藤原拓海は、高校卒業を機に高橋涼介率いる<プロジェクトD>への参加を決めた。次に対戦するのは、末次トオル率いる栃木エリアのセブンスターリーフだ。拓海のハチロクとダウンヒルバトルするのは、ハチロクに比べ
東堂塾がプロジェクトDへ再戦を挑んできた。相手は東堂塾のOBでプロレーサーの舘智幸だ。今回のコースはのぼりとくだりが半々にミックスされた複合コース。ボンネットを変え軽量化をはかった拓海のハチロクとプロ
公道スペシャリストとしてのプライドを賭け、涼介はサーキットで培われたテクニックを峠に応用していく正統派の智幸との対戦に、峠という限られたステージを速く走る変則的なスタイルの拓海を選んだ。ギリギリの状態
ヒルクライムのエースの座を賭け、啓介の前に立ちはだかるのは、感覚派ドライバー恭子。東堂塾OBの舘智幸に辛くも勝利した拓海だったが、自分のドラテクに不甲斐無さを感じる。そんな時、配達帰りの秋名ダウンヒル
<プロジェクトD>次の対戦相手は、埼玉県エリアで啓介と同じFDを乗り回す岩瀬恭子だ。ある日、峠でなくしてしまった恭子の携帯を啓介が偶然拾った。運命の出会い。恭子は一瞬にして恋に落ちてしまう。そしてバト
埼玉の延彦のアルテッツアとバトル直前に、涼介から急遽アドバイスを受け取る拓海。拓海は戸惑いながらも指示通り走り、延彦を振り切り勝利した。一方、啓介に思いを寄せる恭子は、遂に自分の気持ちを打ち明ける。し
埼玉決戦第2ラウンド!ハチロクに対抗する延彦の最終兵器とは一体…!?それぞれの想いをのせて、埼玉決戦の第2ラウンドがはじまる。ついに最終兵器を繰り出した延彦。拓海は、このバトルに勝利できるのか!?
降りしきる雨を蹴散らし、突き進む先行のカプチーノ。必死に喰らいついて行くハチロク。前回のバトルで完敗を喫した延彦が見抜いたハチロクに勝つための一つの方法が、ハチロクよりも軽量・FRのカプチ-ノだった。
「今までで一番苦しかったバトルを思い出してみろ。自分がやられて一番嫌だと感じた事を今日はお前がやるんだ。」涼介のアドバイスが拓海の頭を駆け巡る。激しい雨は、はたして味方となるのか?限界スピードの攻防!
雨飛沫をあげて走って行く渉のレビン。追走する啓介のFD。後半戦はヒルクライム、壮絶な雨中のバトルが続く!2台は雨煙を撒きあげ、もつれるようにコーナーを駆け上がる。先行の渉はスーパーチャージャーのレビン
埼玉第2ラウンドで坂本のカプチーノに勝利した拓海。秋名ダウンヒルで拓海をあっさり追い抜いていったインプレッサのドライバーは文太だった。文太はこれから配達ではハチロクとインプレッサを交互に乗るように指示
文太の指示により、インプレッサとハチロクを交互に乗っているうち、拓海はインプレッサの凄さやハチロクがもつ戦闘力の限界を感じるようになる。そんな中、次のバトル相手は4WDのランエボ乗りの2人だ。走り出す
ランボエ乗りの2人にまんまとはめられ、FDを故障させてしまった啓介。怒り心頭の啓介はその場しのぎの修理を終わらせ、ランエボとのバトルに挑もうとする。思うような運転ができず、落ち込む啓介の元に恭子が現れ
茨城エリアでの「パープルシャドウ」とのバトルに辛勝した拓海は、ハチロクの整備が完了するまでの間を使って埼玉県・定峰峠にやってきた。樹のたっての願いもあり、この地で開催される公道レースを見学しようという
「プロジェクトD」と「サイドワインダー」のダウンヒルバトルは、奇しくもハチロク同士の対戦となった。だがそれよりもギャラリーを驚かせたのは、スタート直後から見せた乾信司の走りだった。先行を選択した信司は