白いボディのスーパーレーシングカー《マッハ号》を駆る、若き天才ドライバー三船剛。しかし、彼の父・大介は、息子がレーサーになることを反対していた。それでも父の考案した新型エンジンの開発資金を稼ぐため、剛
素顔をマスクで隠し、その正体が謎のベールに包まれた男・覆面レーサーが来日した。彼は海外のレースで名を馳せた一流レーサーであったが、出場したレースでは必ず大事故が起こる不吉な男とも噂されていた。
事故で気を失ってしまった剛は、覆面レーサーに助けられた。彼の家で目を覚ました剛は、ちょっとした思い付きで置かれていた覆面を被ってみる。だが、そこへ覆面レーサーを狙う男達が現れ、彼と間違えられた剛は誘拐
孤児のために遊園地の建設を夢見る、黒沢という老人に出会った剛。しかし、実は黒沢はかつて悪名を轟かせたギャングのボスの息子で、彼の乗るクラシックカーには財宝の隠し場所が示されていたのだった。
金塊強奪事件を追う六郷警部は、本土縦断ロードレースに犯人が紛れ込んでいると推測。そして警部の読み通り、レースに参加する巨大トレーラー・マンモスカーには、犯人一味が乗り込んでいた。