01 新たな咆哮
尚文が次の「波」への準備を進めていると、謎の魔物たちが現れ、同時に「波」へのカウントダウンが停止してしまう。急遽、ミレリアから呼び出された四聖勇者たちは、伝説の魔物「霊亀」が復活したことを告げられる。

02 霊亀の足跡
霊亀国に集う各国の司令官たち。尚文もまたその場に同席し、勇者の一人として力を貸すと約束。連合国軍による霊亀討伐作戦が動き出そうとするのだが、突如として謎の女性が会議場に現れる。彼女の正体とは……!?

03 揺れる大地
霊亀が活動を再開し、ついに霊亀国の辺境に現れる。尚文は自らが標的となって使い魔たちをおびき寄せ、エクレールたちは霊亀を山間部へ誘導しようとしていた。霊亀の使い魔であるオストも協力して果敢に戦うが……。

04 霧中の遺跡
霊亀の首を落としたものの、使い魔のオストは健在であり、いつ霊亀が復活してもおかしくない状況だった。連合軍は再編成が急務の状況。尚文はリスクを覚悟して少数の仲間と霊亀の背に登り、真の弱点を探ろうとする。

05 オスト=ホウライ
尚文の前に現れたのは、ラルク、テリス、グラスだった。三人が追っているのは、霊亀の封印を不正に解き放ち、操っている者。尚文の目的と一致していた。ラルクは、また手を組もうと提案してきて……。

06 追駆
霊亀が復活すると同時にフィトリアが現れ、尚文はフィトリアが霊亀の首を落とすタイミングに合わせ、心臓を破壊しようとする。そこへラルクたちも合流するのだが、キョウは圧倒的な力で尚文たちを追い詰めていく。

07 無限迷宮
尚文が見知らぬ牢獄で目覚めると、全員がレベル1になり、フィーロの行方がわからなくなってしまった。尚文は脱出の方法を探りながら、レベルを上げようとする。しかし、突如として現れた魔物に大苦戦してしまう。

08 雪の別れ
絆を召喚したシクール国へ向かうため、尚文たちは行商しながらミカカゲ国の龍刻の砂時計を目指す。希少な回復アイテムを販売し、売上を伸ばす尚文。だが、偶然知った天才術師の存在に思うところがあり……。

09 ハミングフェーリー
シクール国に転移した尚文たちは、絆から眷属器の勇者エスノバルトを紹介される。彼は、ラフタリアの髪の毛と尚文の血を触媒とした式神なら彼女の居場所がわかるという。式神を生成し、そこに現れたのは……。

10 刀の勇者
レイブル国の牢獄に囚われたラフタリアは、同じ牢に収監されたラルクたちを警戒しつつも、脱出のための協力を仰ぐ。だが、グラスは減退牢獄で生命力が低下していた。ラフタリアには脱出の策があるというが……。

11 絆
ラフタリアとの再会を喜ぶ尚文たち。グラスたちも絆と合流し再会を喜ぶが、絆はグラスたちが別の世界へ侵攻したことを非難。尚文たちとは戦わないと誓い、別の方法を探ると決意する。そんな中、キョウの魔の手が迫る

12 戦う理由
刻限を待たずして「波」が発生。絆たちは「波」のもとへ転移させられ、尚文たちはエスノバルトの船でキョウの研究所へ向かう。そこで人を人とも思わず、あらゆる者を捨て駒にしていくキョウの悪意を目の当たりにする

13 追憶の献花
ある目的のためにルルロナ村を発った尚文たち。その道中、ラフタリアとリーシアはミカ カゲ国で絆と服選びをしたことを思い返すのだった。絆にいろいろな服を着せられるラフ タリア、そしてリーシアも巻き込まれ.

#01 闇のコロシアム
新たな四霊「鳳凰」の復活に備え、尚文は散り散りになったルロロナ村出身の亜人を取り戻そうとする。だが亜人の奴隷たちはある理由で買い占められていた。尚文は彼らを救うため、商人と傭兵の国ゼルトブルへ向かう。

#02 ナディア
正体を隠して地下賭博闘技場に出場する尚文たちは、闘技場内外に渦巻く欲望と無法ぶりを身をもって知りながら勝ち進んでいく。そして、ついに迎えた決勝戦。ラフタリアは対戦相手の特徴に聞き覚えがあるようで……。

#03 ハクコの兄妹
奴隷市場を訪れた尚文は、亜人の奴隷フォウルに病気の妹を救ってほしいと懇願される。代価を支払う覚悟を問う尚文だが……。一方、救出された亜人を迎え入れ活気づくルロロナ村に、大きな危機が迫ろうとしていた。

#04 槍の勇者捕獲作戦
槍の勇者・元康の所在が確認され、ミレリアに説得を頼まれた尚文。領地はエクレールに任せ、元康探しに向かおうとすると、そこへ招かれざる客がやってくる。そして、元康が滞在する町では予想外の人物に遭遇し……!

#05 それぞれの道
街道で謎の二人組に襲撃される尚文たち。相手はラフタリアの攻撃を軽く受け止め、尚文の援護魔法を解除し、果ては巨大な隕石まで操るかなりの手練れだった。追い詰められる尚文たち。窮地に現れたのは……!?

#06 強さの矛先
剣の勇者・錬はかつてプレイしたゲームとこの世界を重ね、ゲーム感覚で行動した結果、悲劇を招いてしまった。すべてを失いながら、それでも引けない願い。さらなる力を求める錬が、尚文と元康を襲う!

#07 少女とドラゴン
ミレリアの紹介で尚文のもとへ魔物専門の錬金術師ラトが派遣されてくる。彼女を村の魔物小屋へ案内すると、尚文は魔物好きの少女ウィンディアからひときわ大きな卵を渡される。その卵は、なんとドラゴンの卵で……!

#08 竜の巣
尚文はガエリオンの追跡部隊を編成するが、その矢先にフィーロの体調が急変する。フィーロからは禍々しい力が溢れ、その力はガエリオンに流出しているおそれがあった。追跡を急ぐ尚文に、大きな決断の刻が迫る。

#09 魔竜
絶望的な状況の中で魔竜に攻撃を仕掛けたのはアトラだった。その攻撃は魔竜にも届くが、洞窟が半壊。尚文たちは濁流に飲まれてしまう。体勢を整える中、ウィンディアは父との暮らしを思い出し、ある事実に気づく。

#10 パーフェクト=ハイド=ジャスティス
メルティとレベル上げがしたいフィーロと、仕事が山積みのメルティ。二人の事情を考慮した尚文は、ある宣言を行う。そんな中、今も地下賭博闘技場に出場するセインから、闘技場を渡り歩く弓使いの噂を聞かされる。

#11 正義 VS 正義
樹を救おうとまっすぐに対峙するリーシア。だが樹は聞く耳を持たず、その歪んだ正義は客席の尚文や子どもたちをも巻き込んでいく。リーシアは樹の掲げる正義を真っ向から否定し、命を賭して立ち向かおうとする。

#12 守るべき者達
エルハルトに頼んだ武具の修復が完了した。ラフタリアの巫女服も無事に戻ってくるが、サディナは血相を変えて巫女服を脱がそうとする。事情を説明しようとした瞬間、ラフタリアが着替えに入った家で大爆発が起こる。

#01 シルトヴェルト
ラフタリアの暗殺を狙うクテンロウとの交渉に向け、尚文たちは唯一クテンロウへの連絡船が出る亜人の国シルトヴェルトへ旅立つ。だが、シルトヴェルトの民と権力者に熱烈に歓迎され、思わぬ足止めを喰らってしまう。

#02 歓待
神のごとき歓待を受ける尚文は、“ハーレム”という過剰なまでのサービスを押しつけられる。しかし船が用意される気配は一向になく、シルトヴェルトに不信感を募らせていく。そんな折、ジャラリスが接触してきて……

#03 真なる民とは
朝食会場での毒混入騒動に揺れるシルトヴェルト城。各派閥の醜い舌戦に激昂したアトラが、重鎮たちを一喝し尚文の偉大さを高らか説こうとする。そして尚文は“密偵”を通じて、真犯人を突き止めるのだが……。

#04 託された力
フォウルは搦め手を使うジャラリスと、アトラは歴戦の猛者であるリケラスと対峙。強敵を相手にしながらも、二人は一切怯まずに立ち向かっていく。だが、フォウルがジャラリスの猛毒攻撃を食らってしまい……!?

#05 白虎(ハクコ)
獣人化したフォウルがジャラリスとぶつかり合う。尚文たちは乱入してきたジャラリスの部下を抑えるが、ジャラリスは敗れた部下を喰らって異形化。追い詰められたフォウルは、尚文に強くなる“覚悟”を問われる。

#06 出港
ルロロナ村へ一時帰還した尚文は、村の戦力を再編しながらクテンロウ行きのメンバーを選定。“師匠”の手がかりを掴んだエルハルトも珍しく同行することに。無事に船出をするが、敵船に襲撃されてしまい……!?

#07 クテンロウ上陸
クテンロウに潜入した尚文たちは、この国では動物の殺生が禁じられ、さらに民には重税が課せられていることを知る。この状況を逆手に取ろうとする尚文の前に、天命に不満を抱く革命派の者たちが接触してきて……。

#08 大蛇(オロチ)
現在地と首都の間にある「旧都」の制圧を提案するラルヴァ。進軍が決定した矢先、天命の祝福を受けていた「封じられしオロチ」が復活する。尚文のスキル「桜陣結界」でオロチの加護を無効化し、短期決戦を目指すのだ

#09 ゾディア
フィーロを“神鳥”として掲げ、旧都近郊をすんなり支配下に置く尚文たち。増援を待つ間、尚文とセインが天叢雲剣の状態を確認しに鍛冶場を訪れると、迷子の少女ゾディアが現れ、ムラマサが急に飲み会を提案し……!

#10 祈り
水竜の巫女シルディナとの会談に臨むラフタリア。シルディナから一時休戦を提案され、さらに講和に向けた天命との会談も用意するという。だが、彼女から提示された条件は、ラフタリアの覚悟を問うもので……。

#11 神託の巫女
旧都関所前に現れたシルディナは、戦の幕引きとして代表者による決闘を宣言。先代巫女のサディナを指名し、役割を押しつけられた恨み節をぶつける。飲み比べに、雷と風の激突に――。二人の決闘は混迷を極め……!?

#12 天命の帰還
シルディナに乗り移った“過去の天命”がマキナに裁きを下す。亡霊となったマキナの抵抗に遭うが、尚文たちの連携で無力化。しかし、過去の天命はシルディナ解放の条件に、ラフタリアとの一騎打ちを迫り……!?