遥か昔に勃発した魔王との大戦で魔王を倒した英雄の子孫には時折「何か」がない子供が誕生するようになり、人々はそれを「英雄の傷跡」と呼んだ。
生まれながら目が見えない侯爵家の次男クノン・グリオン。人々は彼
ユーモアな紳士に成長した9歳のクノン。ある晩父に呼び出され、貴族の子供は貴族学校へ通う義務がある事を聞かされる。今まではヒューグリア国王と父の癒着関係でクノンの不登校を問われる事はなかったが、卒業資格
学校生活を楽しむクノンとミリカの前に凶暴性と暴力性を隠そうともせず立ちはだかるライル。「英雄の傷跡」のクノンを許嫁に持つミリカは、兄王子のライルにとって王族の立場を脅かす存在である為常に険悪な態度を取
新たな魔術師の講師に王宮魔術師を希望するクノン。王宮魔術師の総監ロンディモンドもクノンに興味を持ち、特別に面会の許可が下りる。王城に赴いたクノンを出迎えたのは第二王女レーシャ。ミリカの姉であり王宮魔術
無事?にロンディモンドのテストをクリアしたクノンはミリカとの初めてのディナーへ。
クノンの堂々としてユーモアたっぷりな紳士ぶりは付き添った侍女も舌を巻く程で、ミリカはますますクノンに夢中になっていく。
ゼオンリーの弟子に迎えられたクノン。どんな厳しい修行があるのだろうとワクワクしていたが、与えられた課題は書類の清書作業。それらは全てゼオンリーの研究と実験の覚え書きで重要国家機密でもある。書き殴られた
遂に魔術で念願の目玉『鏡眼』を完成させるクノン。初めて見る景色、初めて見る自分の姿、初めて見るイコやミリカ、そして家族達の姿。見えるその全てが「なんか違う」ものだった。
背後にいる巨大な蟹やイコの角な
ヒューグリア王国から遠く離れた魔術学校へ出発するクノン。道中立ち寄る祖父の屋敷でイコは新しい侍女と交代する手はずになっている。
「僕がイコと離れて生きていけると思う?」クノンが本気で寂しそうにしてもイ
魔術学校入学試験当日。火属性のハンク、風属性のリーヤ、そして光属性のレイエスと出会う。同じ受験生達に興味津々なクノン。特に光属性の魔術師であり聖教国の聖女とも呼ばれるレイエスにはワクワクが止まらず隙あ
クノン達が合格した特級クラスは学びたい事を自分で選んで好きなだけ学べる自由なクラス。しかし親や国からの仕送りは禁止。生活費は自分の魔術を使って稼がなくてはならないルールがある。早速クノンは水のベッドを
レイエスの金銭問題を解決したクノンを今度はハンクとリーヤが頼ってきた。彼らもまた魔術で何を仕事にすればいいのか悩んでいる。クノンは2人に報酬つきの魔術の実験を手伝ってもらう事に。火の魔術を使うハンクに
魔術学校の特級クラスには生徒達で組織化された「実力」「調和」「合理」3つの派閥がある。入学1カ月を過ぎた新入生達に各派閥からの勧誘が始まった。特にあのゼオンリーの弟子であり、入学初日から話題沸騰の超大
全ての派閥に入ると宣言するクノン。3つの派閥の掛け持ちなど前代未聞だ。
クノンにそれ程の価値があるのか見極める魔術対決が行われる。あのゼオンリーの弟子の魔術対決とあって全校生徒と教師達も大注目。
「実