私立桜蘭学院は「一に家柄、二にお金」の超金持ち学校。その高等部に奨学特待生として入学した一般庶民の藤岡ハルヒは、静かに勉強できる場所を探して校内を歩き回っていた。ようやく見つけた第三音楽室の扉を開ける
ホスト部員たちが蹴鞠に興じるのどかな午後。一方で、どんよりと重たい空気に包まれた部室があった。それは新聞部。「桜スポ」という幻の新聞、否、全く売れないゴシップ紙を発行する彼らは、廃部の危機に立たされて
夏休み、ハルヒは軽井沢にいた。父親の友人であるみずずさんの経営するペンションで働きながら、勉学にいそしむつもりだったのだ。ところが、そんなさわやかな空気は一転、突如濃い空気がなだれ込む。ハルヒを追って
ペンションにやってきたさわやか青年の荒井君は、ハルヒの中学時代の友人だった。思い出話に花を咲かせるふたりに、嫉妬を隠せない環たち。光は荒井に暴言を吐き、本気でハルヒを怒らせてしまう。これまで、光と馨は
夏休み最後の日、鏡夜はデパートにいた。そのデパートでは、地方物産展が開催されている。それは、なかなか旅行に行けない庶民がプチバカンス気分を味わうために生み出した、夢のような催し物。ハルヒの心理をより理
ハニー先輩のもとに刺客が現れた。ホスト部の部室を訪れ、ハニーの顔を見るや否や、突然襲いくる刺客。だが、それは刺客ではなくハニーの弟、埴之塚靖睦、通称チカだった。チカは、ハニーが次期埴之塚家当主であるこ
ハルヒの家を訪れた環たちホスト部員。父親の蘭花から、ハルヒがロベリア女学院の生徒たちと出かけたと聞かされる。ロベリア……、忘れたくても記憶から消えてくれないヅカ部の乙女たち。ハルヒを再びヅカ部に引き入
ホスト部の麗しき近親相姦、常陸院ブラザーズこと光と馨。この双子を見分けるのは、とても困難なこと。ただでさえ見分けがつかないのに、ふたりには親しい友人もいない。つまらないことには興味なし。自分たちが楽し
ハロウィンの日、桜蘭高校では各クラスでイベントが行われる。ハルヒのクラスが企画したのは、肝試し大会。でも、肝試しが始まる前に、早くもドキドキしている人たちがいた。ハルヒのクラス委員長を務める相賀は、と
小さな頃から鋭い眼力。見る者を脅えさせ触る者を傷つける彼は、桜蘭高校1年笠野田律。関東を牛耳る笠野田家の跡取りで、幼少の頃から極道の道を叩き込まれてきた。そんな彼にも、青春期につきものの悩みがあった。
笠野田君に新たな悩みが発生。ハルヒの着替えを見てしまった笠野田は、ハルヒが女の子だと知ってはっきりと恋心を意識してしまったのだ。というわけで、同時に宇宙規模の大問題が発生。ハルヒに恋する男がまたひとり
鳳鏡夜。トレードマークの眼鏡は伊達じゃない。頭脳明晰、冷静沈着、損得勘定。ホスト部が繁盛しているのも、全ては彼の手腕によるもの。だからこそ、影のキングと呼ばれている。ハルヒはずっと疑問に思っていたこと
桜蘭学院学園祭の日がやってきた。この日は、生徒たちが両親や来賓の方々に自分たちの企画力や統率力をアピールする絶好のチャンス。一般的な学園祭とはかける金が違うから、学園内はまるで別世界。ホスト部も通常以
環が消えた。エクレールとの婚約を発表し、ホスト部の解散を宣言した後、環はホスト部にいっさい姿を見せなくなったのだ。それは全て、母のため、そしてホスト部員たちのためだった。ハルヒは初めて、環の家庭の事情