不動高校には、旧校舎にまつわる七不思議の七つ目を知った者は“放課後の魔術師”に殺されるという言い伝えがあった。ミステリー研究会会長の桜樹るい子は、名探偵・金田一耕助の孫であるはじめに七不思議の究明に協
不良の内田が図書館で死体となって発見された。どうやら犯人は、健悟に罪を着せようとしているらしい。彼は“秀央のホームズ”の名にかけて、敢然と謎解きに乗り出した。三つの謎を解き明かし、事件を解決することが
美雪はペンフレンドのレイリーに会うため、はじめと共に上海にやって来た。初めての海外旅行にすっかり舞い上がり、特にはじめは上海ガニを食べるのが待ちきれない様子だ。レイリーは雑伎団の花形スター。無事に対面
レイリーの父・ワンが、“魚人遊戯”のショーの直後に死体となって発見された。現場に残されていたのは、謎めいた“春”の文字。現地のリー刑事が捜査の陣頭指揮をとる。日本からは剣持が駆けつけ、はじめも独自に捜
新たな殺人事件が起きてしまった。被害者は雑伎団の団員・レンメイ。殺されたのは何と、ショーが行われている真っ最中だった。レイリーの兄・シャオロンが容疑者として厳しい追及を受ける。耐えかねた彼は、はじめの
雑伎団の関係者たちが、魚人伝説の詩になぞらえた方法で次々と殺されてゆく。逃亡していたシャオロンは逮捕され、はじめは捜査を妨害したかどで帰国を命ぜられてしまう。シャオロンは警察の計らいで、もう一度だけス
フミは絵画教室の講師・猪熊英夫に連れられて、彼の故郷である鵜飼村に合宿にやって来た。ちょうど村は“鵜飼祭”でにぎわっている。祭の夜、フミは意中のボーイフレンド・青柳拓哉くんとのデートに成功してご満悦だ
はじめと美雪はいつきの誘いで、伝説の財宝を求めて天草上島へ行くことになった。同行するのはトレジャーハンターなど、ちょっと怪しい人ばかり。彼らは本当にあるのかどうかもわからないお宝の発見に執念を燃やして
「白髪鬼に殺されちゃうよ」という島の子供たちの不気味な言葉が、現実のものとなってしまった。同行していたメンバーの一人・中田絹代が死体となって発見されたのだ。はじめは彼女が何らかの手がかりを握っているに
言い知れぬ恐怖が一同の間に広がりつつあった。白髪鬼による事件は、おぞましい連続殺人の様相を呈し始めたのだ。以前に起きた事故で亡くなったはずの竜崎三郎が、白髪鬼の正体なのだろうか? はじめたちはそれでも
殺された葉月が残した遺書には、自分こそ白髪鬼であるというメッセージが含まれていた。本当に葉月が連続殺人鬼だったのだろうか? ショックのために憔悴しているいつきのためにも、はじめは赤峰殺害のトリックを突
連続殺人犯・白髪鬼は巧妙な心理トリックを用いて一行をかく乱し、恐怖のどん底に叩き落とした。だが、ついにはじめの仕掛けた罠に落ちた。はじめはトリックの秘密を解き明かすため、一人一人の時計をチェックしてゆ
夏休み、はじめたちは剣持警部の実家に招かれて宿泊していた。はじめは一人で買い出しに行った帰りに夕立に遭い、雨宿りのために近くの貸別荘に飛び込む。別荘の中では、三人の美少女が降霊術を行おうとしていた。1
かつての同級生・朝木秋絵に誘われて、はじめと美雪は雲場村に遊びにやって来た。おりしも村中が伝統ある雷祭の準備で忙しく、活気に満ちあふれている。しかし二人の滞在する秋絵の家では、秋絵の父である彫刻家・朝
稲妻が御神木を撃ち、土砂降りの雨と共に雷祭が始まった。その頃、秋昆虫学者の武藤恭一が何者かに襲われていたが、誰一人として気付く者はいない。はじめは冬生の後妻の娘・時雨に出会い、彼女の心の深淵を垣間見る
昆虫学者の武藤恭一が、雷祭の夜に奇怪な手段で殺害された。警察は葉月こそ犯人であるとして標的を絞るが、はじめは他に真犯人がいると主張する。彼は推理によって確かな証拠をつかみ、関係者一同を集めて謎を明らか
ある日、小さなレストランで殺人事件が起きた。執拗な強請りを受けていた男が、恐喝犯である女店主を殴り殺したのだ。男は証拠隠滅は夜になってからと考え、死体を客席の下の物入れに隠した。ところがそこに、金田一
はじめは同級生の千家たちとキャンプに出かけた。だが、宿泊する予定だったコテージは荒れ果て、壁には獣の爪痕のような傷まで残っていた。一行は仕方なく別の宿泊地を探し歩き、とある建物にたどり着く。そこはいわ
はじめたちがたどり着いた施設では、医大生たちによる秘密の遺伝子操作実験が行われていた。彼らの中の二人が殺され、はじめは現場で獣の毛と爪痕を発見する。しかも千家が野犬に襲われ、狂犬病に感染してしまったら
はじめたちは研究所の周囲にバリケードを張り巡らせるが、野犬たちはそれを破って侵入してくる。建物の中では医大生の一人・渡辺が殺害され、元研究所員だった男が姿を消す。一同は彼の行方を捜す途中で階段を発見し
“最後のクイズ”を解いたはじめは、ついに事件の真相にたどり着いた。一連の殺人を犯したのは、地獄の番犬・ケルベロスなどではなかった。ある人物が緻密な計画に基づいて実行したのだ。はじめは冴えない顔をしたま
まだ高校生だった頃、明智警視はケガをしたバイオリニストの代役に抜擢され、東京音芸大学のクラシック・コンサートのステージに立つことになった。ニューヨーク国立音楽院への留学を巡って、楽団内部には不協和音が
コンサートが始まった途端、会場が暗闇に包まれた。再び明かりがついた時、桐島レオナは冷たい亡骸になっていた。彼女の背中に突き刺さっている矢は、どこから放たれたものなのか? 駆けつけた刑事は、残念ながら頼
はじめには中学一年生だった頃、母親と共に訪ねた雪影村の中学生と仲良くなり、一緒にタイムカプセルを埋めた想い出があった。月日が流れた今、再び会うこともなかった友達から電話がかかってきた。かつての仲間の一
はじめは春菜の葬儀に参加するため、再び雪影村を訪れた。そこで再び悲劇が起こった。昔の友人の一人・杜冬美が遺体となって見つかったのだ。警察は自殺だと主張するが、はじめは隠された原因があると感じて調査を始
はじめはまた一人、大切な友達を失ってしまった。想い出を汚す殺人犯は、冬美が殺された時に後からやって来た魚住なのだろうか? 真実を追うはじめは各自のアリバイを考証し、殺人現場でついに決定的な証拠を手に入
はじめが苦渋の表情で真犯人だと指摘した人物は、かつての友達の中にいた。頑強に否定するその人物に対し、はじめは一つ一つ丹念に証拠を突きつけてゆく。あまりにも辛い推理の末に明らかになる事件の真相。悲劇の原
フミは遊びに来たスキー場で、代議士の息子・黒塚巧と出会う。母親を亡くした巧は、世話係の女性・若林夕雨子に面倒をみてもらっていた。その巧が、何者かによって誘拐されてしまう。犯人は身代金として三千万円を要
はじめ、美雪、フミ、いつき、佐木、えみりの5人は、何者かの手配によって山荘に集められた。はじめはリビングの壁に掛かった絵に違和感を覚える。仕掛け人が誰なのか、ミステリークイズを解いてゆけばわかるはずと
金沢吉野高校の演劇部員・辻口令衣子は、「嘆きの鬼伝説」という芝居を演じることに頑なに反対していた。彼女の家は代々面打ちを生業としてきた。それも昔から鬼の面だけを手がけてきたという。令衣子に招かれた美雪
演劇部長の中野宏和が、机に突っ伏した格好で死んでいるのが発見された。脇の壁には血で書かれた「鬼」の文字が残されている。そして正体不明の人影も目撃された。令衣子の恐れる嘆きの鬼が中野を殺したのか? 警察
中野が殺された後も演劇部は稽古を続けていた。物語はクライマックスに達し、舞台装置が大がかりな仕掛けによってせり上がってくる。その上に、演劇部員の坂本裕子は変わり果てた姿になって横たわっていた。はじめが
フェンシングをたしなむ明智警視は、高校生の頃に全日本の強化合宿に参加した経験を持つ。彼の腕は当時から一流で、試合になればレギュラーの代表選手をも苦戦させるほどだった。そうして“地獄の強化合宿”の練習が
厳重な警備体制がとられていた合宿所内で、東城が服の上から剣を突き立てられて殺害された。その剣は、二年前に円山という選手の命を奪ったもの。円山は練習中に誤って刺殺されたのだった。犯行は円山の幽霊によるも
はじめ、美雪、佐木の三人は、ミステリー研究会の合宿と称して泊まりがけで海に行くことになった。はじめは同宿した高校の美術部員たちと仲良くなり、一緒に肝試しを楽しむことに。場所は墓場の裏に建っている古い学
美術部員の一人・伊能が、肝試しの最中に行方不明になってしまった。翌日、彼は無惨にも遺体となって発見される。容疑は肝試しに参加した人間に向けられるが、全員に完璧なアリバイがある。証拠に従って推理してゆく
肝試しの最中に起こった殺人事件。はじめは推理を重ねて真相にたどり着くが、真犯人を捕らえるためには巧妙極まりないアリバイトリックを突き崩す必要があった。その鍵となる証拠はビデオカメラの映像に残されている
不動高校の文化祭が迫っていた。美雪が部長を務めるミステリー研究会も、部員たちが準備に大忙し。今回は部員たちが持ち寄った“ミステリーにまつわるお宝”を展示することになっていた。目玉は部員の京谷が持ってき
はじめと美雪は友人の藍沢茜から、ホテルのオープニングパーティーに正体された。ホテルは絢爛豪華、景色は息を呑むほど美しく、パーティーの催しにはシャオロンの率いる上海雑伎団がショウを予定している。楽しいこ
テロリストの一団がレストランに現れ、ホテルを占拠してしまった。彼らの狙いは島の観光開発を阻止すること。そしてキングシーサーのもと、独立国家を建設することだった。突然の出来事に困惑するはじめたちに、テロ
テロリストに連れて行かれた藍沢由里絵が、死体となって発見された。指導者のキングシーサーが、ついに冷酷な本性を現したのだ。はじめたちは脱出作戦を目論むが、なかなかキングシーサーの目を逃れることができない
剣持の執念の捜査が、ついにテロリスト・太刀の身元を突き止めた。明智警視は手に入れた情報を武器に、キングシーサーたちを着実に追い詰めてゆく。はじめも、やられっぱなしでいるわけにはいかない。だが、行動を開
脱出作戦を敢行したはじめたちは、テロリストの目を盗んでエレベーターに乗り込んだ。しかし、到着してドアが開いた途端、催眠ガスが流れ込んできた。一同は次々と倒れ込んでゆく、事件の鍵を握るただ一人の人物を除
美雪がワゴン車にひき逃げされ、意識不明の重体に陥った。ナンバーから特定された車は写真スタジオ所有のもので、三人のカメラマンが利用者として考えられる。このうちの一人が美雪をひいて逃げた犯人なのだ。だが、
はじめたちは何者かに刺されて倒れている男を見つけた。「ヤマタノオロチ」という言葉を残して息絶えた男は、建設会社の取締役を務める朱雀という人物だった。彼は出雲にある八雲館という旅館に行くつもりだったらし
突然の停電と共に、八雲館に悲鳴が響き渡った。はじめたちが駆けつけた現場には、なぜかヤマタノオロチの屏風が残されていた。そして突如として炎が上がる! 新たな犠牲者が出たのは、オロチが古から伝わる死の舞を
八雲館の近くの滝壺から、白骨化した遺体が発見された。遺留品に含まれていた眼鏡から、行方をくらましていた乾教授である可能性が高い。はじめたちは更にオロチの墓らしき場所を発見し、恐る恐る足を踏み入れてゆく
八雲館の宿泊客に共通するのは、全員が“精霊の子孫”であるということ。一連の事件の犯人は、この中にいるのだ。はじめはタレント議員・青山龍子殺害の謎を解くが、真犯人を指し示すにはもう一つの重要な事実を明ら
明智警視はラスベガスで開かれているチェスの世界選手権に出場していた。彼は準々決勝に駒を進めるほどの強豪なのだ。友人の舟木も優勝候補で、心地良い緊張感の中で共に休暇を楽しんでいた。ところが舟木がベテラン
ラスベガスで行われているチェスの世界選手権。明智の友人で優勝候補の舟木が、同じ出場者であるゴールドマンという男に殺害された。ゴールドマンはアリバイトリックを用いて無実を装うが、明智を欺くことは不可能。
ある夏の日、美雪ははじめとプールに出かけた。楽しい一日になるはずだったが、高慢な医大生に絡まれたりと何だか雲行きが怪しい。そしてついに、恐ろしい事件が起こってしまった。死体を乗せたビーチマットが流れて
ミステリー作家の山ノ内恒聖が亡くなり、遺族や関係者たちが浮島の上に建つ別荘に集められた。山ノ内が生前に残した謎を解いた者だけが、莫大な遺産を相続することが出来るのだ。相続候補者の一人・宝田光二は、いつ
別荘内で殺人が発生。だが、外部との連絡が断たれているために逃げ出すことも助けを呼ぶことも出来ない。一同は不安におののきながら夜を迎える。そして朝が来ると、新たな殺人が行われていたことが判明。事件は連続
コンダクター(指揮者)と名乗る殺人者は、第三の犠牲者を毒牙にかけた。密室トリックを解けないはじめに対し、地獄の傀儡師こと高遠遙一は自分が先に犯人を見つけて処罰すると宣言する。犯罪のエキスパートとしての
どうしてもわからなかった密室トリックを、はじめはついに解き明かした。しかし悲鳴が響き渡ったかと思うと、第四の死体が出現。高遠は物証から犯人を指摘し、ナイフで刺し殺してしまう。はじめたちは高遠を塔のエリ
はじめが真犯人だと指摘したのは、あまりにも意外な人物だった。その人物は頑強に否定するが、はじめがひとつずつ謎を解き明かしてゆくと、ついに犯行を認めて動機を語り始める。そこには露西亜館にまつわる過去の悲
美術鑑定士・藤田時継のもとに怪盗紳士からの予告状が届いた。名画「朝日のあたる家」を、本物の朝日が三度昇るまでに盗み出すというのだ。美術雑誌の編集者や保険外交員など関係者が集まって厳重な警戒網を敷く中、
はじめと美雪とふみは、剣持に連れられてバカンスにやって来た。ホテルに着いたはじめは、近くにサーカスのテントが建っているのを見つける。ちょっと覗いてみた途端、どこからか悲鳴が聞こえた。荒らされた物置小屋
ピエロのエドが惨殺された。犯人だという“モンスター”とは、練習中の事故で死んだ石川という男のこと。どうやらサーカスの団員は一人残らず、石川から復讐を受ける心当たりがあるらしい。全員が次の被害者になる可
次の被害者はスペードのピエロことサムだった。はじめは殺害現場で正体不明の巨人を目撃するが、巨人は窓のない密室から忽然と消えてしまう。はじめと剣持が頭を悩ませていると、休暇中の明智警視から電話がかかって
はじめは焼かれた死体の上にあったドラム缶のトリック、そして密室の謎を解き明かし、現れた“モンスター”が架空の存在であることを証明してみせた。では誰が殺人を犯したのか? はじめは焼け残った紙切れに書かれ